高縄会だより

高縄会では、会員の皆様に「高縄会だより」を発行しています。
年2回程度、高縄会の活動の様子や会員の動向等について、情報を発信してゆきたいと考えています。

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2019年4月9日
土井内会長が早坂暁先生がご逝去されたこともあり、高縄会便りにそのことを残したかったとの事でこの度その寄稿文を掲載します。
ぜひ、お読みください。こちらをご覧ください。

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昭和3年に「高縄会 雑読」が発刊されたそうですが、その後、休刊されました。
同誌第2号に掲載された渡部喜十郎氏(第3代高縄会会長)の投稿記事の一部をご紹介します。

故郷の諸兄に告ぐ(渡部喜十郎)

「故郷と異郷を結びつける高縄会雑誌が出来た。」吾々が永い間望んで而も能はなかった高縄会雑誌が今回有志の奔走により刊行せらるるに至ったことは誠に嬉しい事で吾々は先以て有志諸兄に御礼を申し上げねばならない。
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平和でおっとりした風早に孤孤の声を挙げた吾々は何時迄も此地に夢見る事は出来ずやがてパンを求める為に学を修める為に異郷に走る事を余儀なくされた。
吾々が住み慣れた故郷を後に旅立った時はどの位ひ異郷に望みを懸けたか知れない然し吾々が自ら求めて走った異郷は風早の様に斯様に平和なものではなかった。夫れは吾々が会て想像だにしなかった程左様に余りにも争奪的でそして残酷であった。其処には掠奪破壊誘惑等あらゆる罪名の悪魔が牙をむいで待ち構えて居た吾々は此中に飛び込んだのであった。
(省略)
立岩川の鮎釣りや高縄山の蕨狩りから栗拾い鹿島祭りの音信は異郷にある吾々の荒び切った心を最もよく慰めて呉れる事ができるであろう。故郷の諸兄よ本誌を通じ諸兄は故郷の吾々は異郷の夫々音信をする事によってお互いに声援し此故郷と異郷を結びつける高縄会雑誌を最大限に利用しようではないか。
昭和3年発刊「高縄会雑誌」第2号より抜粋

渡部喜十郎先生略歴

明治35年 温泉郡難波村で誕生
大正9年 北予中学卒業
昭和4年 高等試験司法科合格
昭和5年 弁護士開業
昭和10年 明治大学法学部卒業
昭和41年 東京弁護士会会長
昭和46年 日本弁護士連合会会長
昭和59年 全国弁護士会協同組合連合会初代理事長

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高縄会だよりを発行しています。

第4回高縄会だよりを平成28年2月初めに発送しました。
昨年の秋祭りの様子の写真も掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

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第3回高縄会だよりは、平成27年9月初旬に発行する予定です。
会員の高齢化の進展も著しく、会員間の情報発信の手段としては、ホームページと平行して、紙ベースでの情報発信も進めてゆく予定です。

平成27年は、第100回総会の開催の御案内も兼ねて、高縄会の現況等について「第2回高縄会だより(平成27年春)」を会員の方全員にお送りしました。

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平成26年は、第99回総会開催の実施報告を兼ねて、「第1回高縄会だより(平成26年春)」を、出欠の連絡のあった会員の皆様にお送りしました。

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